TradingViewとkabuステーションAPIでトレードするならC#がおすすめ

JavaScriptが一番とっつきやすく見えるが

kabuステーションAPIの公式githubで提供されているサンプルプログラムは、以下の4種類のプログラム言語で提供されています。

  • C#
  • Excelマクロ
  • JavaScript
  • Python

Excelマクロは本格的なプログラムをするのは向かないので、実質的な選択肢としては、C#、JavaScript、Pythonの3つになります。

この中で、今プログラム言語的に一番流行っているのは、JavaScriptでしょう。

OS上でブラウザを通さずに直接実行できる、Node.jsというJavaScriptの実行環境を使用したプログラムのサンプルや記事はインターネット上にたくさんあり、一番とっつきやすく見えます。

しかし、わたくしは以下の点から、TradingViewと組み合わせて、kabuステーションでトレードプログラムを作る際には、JavaScriptよりC#をお勧めします。

C#には型安全性がある

型安全性とは、プログラム言語において、変数や定数のデータ型を、実行前のビルド時などに事前にチェックしてくれる機能のことです。

JavaScriptおよびPythonはこの型安全性が弱いです。そのことが手軽にプログラミングを始められる手軽さにもつながっているのでずか、本格的にプログラミングをしていくと、型安全性の弱いことが大変な手間になってきます。

kabuステーションAPIをコールするときの型、またkabuステーションAPIの戻り値をハンドルする際のデータ型は事前に決まっていて、正しいデータ型を使わないと、プログラムは全く動きません。

JavaScriptやPythonで、あまり注意せずにプログラムを作ると、いざ実行したときに、「型違いエラー」がしょっちゅう置きます。トレーディングプログラムの場合は、それがリアルなお金の損失につながるのでダメージが大きいです。

事前に入念にチェックして、テストデータで十分にテストして、というこができればそんなことも起きないかもしれませんが。

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